台風2016年の1号発生はいつ?

2016年も7月になりました。

場所によっては梅雨明けもしていますが、
実はまだ2016年台風1号が発生していないのです。
いつ発生するのでしょうか。

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気象庁が統計を開始した1951年以来、
これまで6月30日まで台風が発生しなかったのは、
2016年を除くと過去2回しかありません。


最も発生が遅かったのは1998年の7月9日
次に遅かったのは1973年の7月2日です。

まもなく歴代2位に迫る勢いですね。

通産3度目という実は大変珍しい事なのです。

イチロー選手の3000本安打達成が話題を呼んでいますが、
台風1号の発生にも注目なのです。
統計開始以来の発生時期記録を更新するかもしれません。



それでは、2016年の台風1号はいつになったら発生するのでしょうか。

発生が遅れた原因も踏まえて予想してみます。

2016年の台風1号発生が遅れた理由は?



2016年は前述のとおり、台風の発生が遅れているわけですが、
これには明確な理由があります。

それは、2016年春まで続いた「エルニーニョ現象」の名残があるためです。
エルニーニョ現象は、よく聞く言葉ですね。
なじみがあるフレーズだと言う方も多いと思います。

それでは、エルニーニョ現象とは、どのような現象なのでしょうか。


台風発生に影響を与えるエルニーニョ現象とは?



エルニーニョ現象とは
「熱帯太平洋東部の海面水温が平均より高くなる現象」
です。

これが何故台風の発生が遅れる事に影響するのでしょうか。
それは、以下の理由があります。


まず、エルニーニョ現象によって熱帯太平洋東部の海面水温が上昇します。
そうすると少し遅れてインド洋の海面水温が上昇します。

そうなるとインド洋では海面温度が高いので、
海水の蒸発が盛んに起きます。そして、上昇気流が発生します。

すると、今度は台風が発生しやすいフィリピン沖にかけて下降気流が生まれ、
高気圧を強めます。

すると、積乱雲を生む上昇気流が抑えられるますので台風が発生しにくくなるのです。


ここで、台風が出来るメカニズムについても説明します。

台風が出来るメカニズムについて



そもそも台風とはどのように出来るのでしょうか?

日本に来る台風、その多く太平洋西部の熱帯付近の海上で発生します。

台風の素になるのは、温かく湿った空気を含む上昇気流です。
この上昇気流がたくさん発生する事で、積乱雲が発達します。

積乱雲が発達する事で、熱帯低気圧へと変化します。
この熱帯低気圧の中心付近の速度が17メートルを超えると、
「台風」と呼ばれます。

ニュースなどで、「台風が熱帯低気圧へと変わりました」
という話を聞いたことがあると思いますが、
これは中心速度が風速17メートルに達しなくなったと言う事ですね。

エルニーニョ現象では、
台風の主な発生場所であるフィリピン海沖の上昇気流の発生が抑えられるので、
台風の素が少なくなり、自ずと台風の数が少なくなってしまう訳ですね。

それでは、2016年の台風1号はいつ頃発生するのでしょうか。


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2016年の台風発生はいつ?



気象庁は、昨年より続いていた、エルニーニョ現象の終息を発表しました。
エルニーニョ現象が終わりを告げた事で、
台風の発生環境と言う意味では、今は通常に戻っています。

そのため、現在は例年通り台風が発生する環境であると思ってください。

そうなると、台風1号の発生は時間の問題であると考えます。

7月以降には近いうちに台風1号発生のニュースを聞く事になるのではないでしょうか。


統計開始後最も遅い発生が、7月9日ですので、
個人的には何とかそれ以降になって欲しいですね。

新記録の達成を期待します。

余談ですが、エルニーニョ現象は終わりましたが、
今度はラニーニャ現象が発生します。

これにより、日本列島は猛暑になる事が予想されています。

猛暑になると、熱中症がとても心配です。
気をつけなければなりませんね。

まとめ



・台風1号が6月までに発生しなかったのは、1951年以降今年で3度目
・2016年の台風1号発生が遅れたのは、エルニーニョ現象が原因
・エルニーニョ現象が終わったので、そろそろ台風1号は発生する見込み

以上2016年の台風1号発生についてでした。