台風2016年傾向と発生件数を予想

関東では雨が降らず、異常気象の様相を呈しています。
実は、2016年になって未だに台風が発生していません。

今年の台風はいったいどうなってしまうのでしょうか。
気になる2016年の台風の傾向と発生件数を予想してみます。

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2016年の台風を取り巻く環境



2016年台風の傾向を予想する前に、
特徴的な2016年の気候について述べる必要があります。

今年は、春先まで「エルニーニョ現象」が発生していました。
この「エルニーニョ現象」が発生すると、
一般的に台風の発生がしにくくなるといわれています。

理由は台風がたくさん発生する、太平洋西部の海面温度が上昇しなくなるため、
台風の素になる上昇気流の発生が抑えられてしまうからです。

これにより、積乱雲も出来にくくなり、熱帯低気圧も発生しません。
従って台風が発生しにくくなるのですね。

因みに熱帯低気圧の風速が17メートルを超えると、台風になります。


これに加えて、これから「ラニーニャ現象」が発生します。
余談ですが「ラニーニャ現象」が発生した年、日本は猛暑となるといわれています。
2016年は熱中症にも要注意です。

この、「エルニーニョ現象」から「ラニーニャ現象」への移行が行なわれた年は、
台風の発生傾向としては、ある特徴が見られます。

他にも特徴があるので、
それらに注意してみてみたいと思います。


2016年の台風を取り巻く要素



先ほども話をしたように「エルニーニョ現象」が発生した年は、
台風の発生件数は少なくなります。

加えて、ラニーニャ現象が発生した年も、
台風の発生件数が少なくなる傾向があります。
猛暑だけではないようですね。

特に、ラニーニャ現象が夏に発生した年が、1998年と2010年なのですが、
発生件数は、前年度比60%に落ち着いています。
夏にラニーニャ現象が発生するととても少なくなりますね。

「エルニーニョ現象」から「ラニーニャ現象」に移り変わる年も、
これまた台風の発生が少なくなる傾向があります。

実は今年の環境は、とても特殊で、台風が少なくなる要因が、
このようにたくさんあると言えます。

それでは、2016年の台風の発生はどのように予想されるのでしょうか。

実は今年と良く似た年があります。

それは、1998年です。

続いて、上記傾向から2016年台風の発生件数を予想してみます。

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2016年台風の発生件数を予想



1998年は気象庁が統計開始後最も台風の発生が遅かった年です。
7月9日に台風1号が発生しました。

1998年も「エルニーニョ現象」と「ラニーニャ現象」が同時に発生した年です。

発生件数も1997年の28件から大きく減り、16件でした。
約6割の発生件数です。


2016年は、気候的にも1998年と大きく似ていると言えます。

その証拠に、台風の発生が大きく遅れていますね。

2015年が27件の発生でしたので、
2016年は約6割の約16件の発生と予想します。


年間の数は少なくても、発生が集中する可能性もあり、
油断できません。

上陸件数となると、また話は別になってきますので。


これから、旅行や帰省の計画を立てている方もたくさんいると思うので、
引き続き台風には注意が必要ですね。

ただし、台風がもたらす大雨によって、
水不足の解消になるのもこれまた事実です。

特に関東地方は水不足なので、
例え台風がきたとしても、雨が降って欲しいですね。

以上、2016年台風の傾向予想でした。