新井貴浩 復活の理由は!?

広島東洋カープ新井貴浩選手の打棒が止まりません!

2016年シーズンは、打点王争いでもトップを走っており、
完全復活してもいいと思っています。

新井選手は何故復活したのでしょうか?

その理由を追ってみたいと思います。

■目次
・新井貴浩の変化
・新井貴浩復活への起用法
・新井貴浩のカープ愛

新井貴浩の変化



それでは、新井貴浩選手復活の理由を
考えていきたいと思います。

カープ復帰前の2014 年は、当時新入団のゴメス選手に
ファーストのポジションを奪われ、
控えに甘んじている状況でした。

成績も、打率.244  3本塁打 31打点
と言う寂しいものでした。

年齢も38歳と言う事で、
衰えも指摘されました。

この新井選手が2015年カープに移籍し、
4番打者として活躍、
一時は首位打者になる活躍をみせました。

終盤は失速し
打率.275 7本塁打 57打点に終わりましたが、
規定打席に達しまだまだやれる
と言う印象を残しましたね。

シーズン後半は疲れも目だっていたように思えます。
やはり、ベテランが一旦ベンチを温めると、
シーズンを戦いきる体力が落ちてしまいます。

この辺も失速の原因だと思いました。

そして、今年は打点王争いでトップを走る
活躍を見せ、まさに完全復活という印象を受けます。

この伏線が2015年シーズンであったと見ていいでしょう。

新井貴浩選手は、カープ復帰に際し、
大きく変わった点が2つあります。

この点が、新井貴浩選手復活と大きな関係があると思います。


一つ目が打撃フォームの変更です。

阪神時代のフォームに比べ、
腰を低く落とす事で、低めのボールを
ミートできるようにしています。

これにより、苦手であったインローやアウトローにも
対応が出来るようになりました。

一方でこの打ち方であれば、
どうしても長打が減ってしまいます。

ホームランを捨てて、
確実性を取った打撃ですね。

勿論年齢による筋力の衰えもあるわけで、
長打を打つのが難しくなりつつあった
という事情もあるでしょうね。

確実にミートしていく打撃スタイルは
フォア・ザ・チームの新井選手らしいと思います。


もう一つの変化は、配球を読むことです。

阪神時代の新井選手と言えば、
実は来たボールを打つと言う打撃スタイルでした。

2012年にリリースした著書「阪神の四番 七転八起」
でも同様な事を書いていました。

当時著書を読んで
正直、これじゃ打てんわなあ・・・
と思ったものです。

来たボールを打つと言うスタイルは、
野村克也さんに言わせると、
天才の打ち方(イチロー選手 落合博満さんなど)です。

新井選手はどちらかというと不器用なので、
天才肌では無いと思います。

逆にこの打ち方でそこそこの成績を残していたので、
その点はすごいですよね。

この配球を読み、狙い玉を絞り出したのは、
前田智徳さんの影響が大きいと思っています。

天才と呼ばれた前田智徳さんは、
満身創痍ながらも晩年は代打の切り札として、
ハイアベレージを記録しました。

この前田さんも、投手の配球に関して、
徹底的に研究したようです。

晩年は下半身に粘りもなくなっていたので、
衰えを読みでカバーしていたわけですね。

前田さんはOBとして新井選手にもアドバイスを
送っているので、この配球の読みを取り入れたのだと思います。

現に2015年は、ストライクを見逃す場面も多く、
狙い玉を絞っている姿が良くみられました。

打撃フォームの変更と、配球の読みが、
新井選手を完全復活に導いた理由だと思いますね。


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新井貴浩復活への起用法



また、今シーズンは緒方監督の新井選手起用にも
特徴があります。

それは、休ませながら使う事で、
疲労由来での成績低迷を抑える事です。

新井選手も39歳と言う年齢に加え、
故障を抱えています。

疲労が溜まってくると、
どうしてもパフォーマンスが落ちてしまいます。

これは、ハートの強さだけでは、
どうすることもできませんね。

そのため、緒方監督としても、
ベテランの新井選手に対し、
休ませながら使う事でパフォーマンスが継続できるよう、
配慮しています。

この起用法こそ、
昨年終盤に見られた成績の低迷を
回避していると言えますね。

(そもそも新井選手は毎年シーズン後半に
成績が低迷する傾向にはありますが。)


新井貴浩のカープ愛



最後はメンタル的なところです。

新井選手の復活には
このカープ愛があるとは思います。

カープはすごくおおらかと言うか、
出戻りの選手に対してもとても温かいです。

新井選手に至っては、
「優勝したいから」といって阪神タイガースに移籍しました。
カープが弱いから優勝できないということですね。

一見チームを捨てたかのようにも取れる発言ですね。

一度は家を出た息子を、
温かく向かいいれる温かさが球団にあると言えますね。

ただ、この当時の事を考えると、
カープ球団にも問題がありました。

FA宣言した選手への引きとめは無し、補強も無し。

資金がないのはわかりますが、
度が過ぎていた部分もあります。

しかし、現在は必要な所にはきっちりと資金を使うなど、
チームも変わって来たと思います。

新井選手からみれば、
一度は出た自分自身を温かく向かいいれた、
球団とファンに恩返ししたい気持ちが強いと思います。

その気持ちこそ、大きな原動力ですね。
義理堅い新井選手にはその気持ちが強いと思います。

この「カープ愛」も今期復活の要因だと言えます。

バッティング・起用法・そしてチーム愛・・・
これらが復活した大きな原因だと思います。

広島カープは本日優勝するのでしょうか?

こちらも楽しみですね。