稀勢の里の成績(先場所)は横綱昇進に相応しいのか?

大相撲平成29年初場所は大関稀勢の里の優勝で幕を閉じました。
14勝1敗という成績で、難敵横綱白鵬を破るという、
素晴らしい優勝でした。

横綱昇進の話も出ており盛り上がっておりますが、
先場所の成績はどうだったのでしょうか。


場所が始まる前は、稀勢の里関の横綱昇進の話は話題になっておりませんでした。

横綱昇進の条件としては、
二場所連続の優勝それに順ずる成績とあります。

今回横綱昇進の話で持ちきりな訳ですが、
果たして先場所の成績はどうだったのでしょうか?

過去の横綱たちの昇進時の成績と合わせて、
確認して行きたいと思います。


◆目次
・過去の横綱 昇進時の成績
・稀勢の里先場所の成績は
・横綱昇進の可能性について

過去の横綱 昇進時の成績


それでは、直近の横綱達の横綱昇進時の成績を紹介していきます。
大相撲では、横綱昇進時の規定として、
二場所連続優勝または、それに順ずる成績をあげること。
とあります。

成績を満たし、心技体と横綱に相応しいとなれば、
横綱審議委員会が横綱へと推薦し、
横綱に昇進ができるか判断されるわけです。
       
鶴竜   14勝1敗     14勝1敗(優勝)
日馬富士 15勝0敗(優勝) 15勝0敗(優勝)
白鵬   13勝2敗(優勝) 15勝0敗(優勝)
朝青龍  14勝1敗(優勝) 14勝1敗(優勝)
武蔵丸  13勝2敗(優勝) 13勝2敗(優勝)
若乃花  14勝1敗(優勝) 12勝3敗(優勝)
貴乃花  15勝0敗(優勝) 15勝0敗(優勝)
曙    14勝1敗(優勝) 13 勝2敗(優勝)

若貴時代まで遡りましたが、
皆文句なしの成績で横綱昇進を成し遂げています。

貴乃花、白鵬といった大横綱は全勝優勝があるのは
流石だと思います。

日馬富士(当時安馬)も昇進時は二場所連続の全勝優勝を成し遂げており、
心身共に充実していた状態であったことが思い出されます。
当時は速い立合いからの喉輪、寄りも強烈でしたね。

唯一鶴竜は二場所連続優勝ではないですが、
優勝または順ずる成績ということで、
資格を満たしています。

この大関で二場所連続の好成績を上げる事は、
昇進の際にとても重要な訳ですが、
現在は優勝が必須条件になっています。

過去に双羽黒が二場所連続の準優勝で、
横綱に昇進しましたが、
親方に暴力を振るうという暴挙で廃業となりました。

過去にそういった経緯もあり、
以後昇進の条件は厳しくなりました。

続いて、稀勢の里先場所平成28年11月場所の成績です。


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稀勢の里先場所の成績は



平成28年11月場所は、横綱鶴竜の優勝で幕を閉じました。
技巧派横綱の真骨頂たる内容で、
特に出し投げは美しいものがありましたね。

そんな中で稀勢の里は
12勝3敗という成績でした。

優勝に順ずる成績ではありましたが、
終盤に優勝戦線から脱落するなど、
決して褒められたような状況では無いと思います。

しかし、日本人横綱が貴乃花以来いないこともあり、
日本出身横綱の誕生は大相撲関係者にとっては悲願であるともいえます。

正味な話、今場所は上位陣の休場も多発し、
ライバルが少ないという点で、
稀清の里にとっては有利な状況でした。

勝負は水物ですので、来場所も
優勝争いが出来るかわかりません。

実際先場所の成績は12勝ですが、
横綱として活躍して欲しい期待も込めての、
推薦になる可能性が高いですね。

但し、成績に関してはこれだけでなく、
稀勢の里は平成28年の年間最多勝を獲得しています。

この最多勝は安定感の象徴であり、
いい状態をキープしなければ上げられない成績です。

実際69勝しており、年6場所で平均すると、
11勝以上になります。

大関で安定して11勝を上げているわけで、
名大関であることは間違いありません。

先場所の成績だけに目が行きがちですが、
年間の成績という観点で行くと、
とても良い成績を上げていたと言えます。

横綱昇進の可能性について



最後に、上記を踏まえて横綱昇進の可能性について、
考えてみたいと思います。

成績的にも、先場所以外年間を通じた成績として考えれば、
十分よいと言えます。

勿論横綱昇進は二場所連続の優勝又はそれに順ずる成績である。
なので、年間の成績は付帯的な要因であるとはいえます。

しかし、大相撲は他のスポーツと違い「国技」です。

そのため、最高位の「横綱」に日本人がいないのは、
相撲協会としても歯がゆいの一言でしょう。

私個人としては、モンゴル勢の取り口はとても好きです。

彼らの強い下半身から生まれる、
技の攻防はとてもおもしろいですからね。

最近の相撲ブームに彼らの功績は大きいと思っています。

ただまあそれはそれとして
稀勢の里の横綱昇進は、多くの人たちが望んでいる事です。

多くのファンが望んでいる事でもあるので、
今回の成績で昇進するとおもいます。

確かに先場所の成績は少しだけ物足りないというのも、
まああるにはあるのですが、
勝てば官軍で横綱として結果を出せば、
誰も文句は言えないでしょう。

優勝という経験をし、
相撲ファンの1人として、
一皮向ける事を望んでいます。


気が早いですが、昇進時の口上も楽しみですね。