稀勢の里 怪我の状態と 病院の診断結果は?

22年ぶりの新横綱優勝を成し遂げた、横綱稀勢の里。
怪我を抱えての優勝に、
日本中が感動しました。

気になるのは怪我の状態です。
病院での診断結果も出たようです。

優勝はしましたが、これで終わりではありません。
来場所以降も当然活躍してもらわなければ、
ファンとしては困るわけです。

気になる怪我の状態と内容について、
フォーカスしていきたいと思います。

◆目次
稀勢の里怪我の状態は?病院の診断結果は?
稀勢の里の怪我はどのような怪我ものなのか?
来場所以降の展望

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稀勢の里怪我の状態は?病院の診断結果は?



大相撲平成29年春場所(大阪場所)
13日目の日馬富士戦で、
土俵下に寄り倒された稀勢の里は、
苦痛に歪み立ち上がれませんでした。

怪我にめっぽう強く、
「無事これ名馬」さながらの横綱が、
珍しく痛がり、怪我の状態が心配されました。

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*http://www.nikkei.com/*より引用

一時は休場も囁かれ、
出場は難しいとの報道もあったわけですが、
翌日14日目も強行出場に踏み切ったわけです。

その際、マスコミ、我々ファンに対しては、
具体的な怪我の状態は、
公表されませんでした。

病院には行ったようですが、
「詳しくは場所後にみてもらう」
という本人のコメント。

そんなんで大丈夫かよ!

と心配したわけですが、
今思えばこれはある種の緘口令だったのでしょう。

大関照ノ富士とは優勝を争っていましたから、
敵に怪我の状態を知られたくなかった訳ですね。

出場には、大相撲の最高位である横綱の責任の他、
優勝を狙うという強い決意も
あったと思います。

それゆえの徹底的な情報戦も
行なわれていた訳ですね。

一方で照ノ富士も、
ここまでの激闘で、
古傷の膝を悪化させていました。

この辺は少し稀勢の里を、
安心させたのではないでしょうかね。

さて、気になる稀勢の里の怪我ですが、
病院にて行なった診断の結果は、

「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷
一ヶ月の療養が必要」

という物でした。


上記は相撲協会に提出された診断書に記載の内容で、
公式な物になります。

場所中の報道では、
怪我の箇所は肩であるとの話でしたが、
実際は大胸筋と上腕二等筋の損傷でした。

土俵下への転落があったので、
その際肩を強打し負傷したのかと思いましたが、
違っていたようです。

気になるのは、今後への影響です。

大胸筋、上腕二等筋損傷とは、
どのような怪我なのでしょうか?

稀勢の里の怪我はどのようなものなのか?



今回大胸筋並びに上腕二等筋に、
筋損傷を起こしています。

筋損傷と言うのは、筋肉を構成している、
「筋繊維」という線維上の細胞の一部が損傷していることです。

筋肉の一部が断裂している状態で、
わかりやすく言うと肉離れです。

肉離れはこのように、筋肉の一部や筋膜が
断裂している状態ですが、
これが完全に切れてしまっている状態を、
「禁断裂」と言います。

こうなると、とても大変で、
筋肉が完全に切れてしまっているため、
復帰には長い期間が必要です。

加えて、再発の恐れもあり、
かつてのパフォーマンスは望めません。

三代目若乃花が引退した一番の原因は、
太ももの筋断裂でした。

今回稀勢の里は筋損傷(肉離れ)ということで、
致命的にはならないと思います。

但し、一般的には元の状態に戻るのに、
1~1.5ヶ月必要だと言われています。

肉離れは無理をすると、
癖になってしまうので注意が必要ですね。

今回は左大胸筋と左上腕二頭筋の損傷、
ということですので、
得意の左のおっつけが全く出来なかった
ということがわかりますね。

思うのは、故障箇所が肩で無くよかったという事です。

肩は大きな関節なので、
故障すると厄介です。

まさに力士生命の危機だったと思います。

それが、筋損傷だったわけなので、
しっかり治せば元のパフォーマンスが、
出せる状態になるでしょう。

とりあえず一安心といった所です。

来場所以降の展望



稀勢の里ですが流石に巡業は欠場
するようですね。

肉離れとは言え、無理は禁物ですので、
ファンは残念かもしれませんが、
良い判断だと思います。

ただ、稽古は既に始めているようです。

四股や摺り足といった、
主に下半身を鍛錬するものでしょうね。

余り無理をせず、
出来る範囲で稽古して欲しいと思います。

来場所は、怪我がどの程度回復しているか?

に尽きると思います。

横綱になって、精神面が著しく成長したと思います。

ピンチになってもドッシリと構えています。

「地位が人を育てる」

とは言いますが、まさに当てはまりますね。

相変わらず、「腰高」「立合い」に課題は残しますが、
左が使える状態であれば今場所のように、
優勝争いを行なってくれるでしょう。

そのためにも、
休むべきときは休んで欲しいですね。

相撲界には「故障は稽古で治せ」
という怪しい風潮も残っているようなので、
怪我の回復に専念して欲しいです。

4横綱時代ではありますが、
先輩横綱の白鵬、日馬富士は故障がちですし
鶴竜もピリッとしません。

怪我が治れば、5月場所は優勝候補の
筆頭であると言えます。

私としては、
あの「立合い」がなんとかならないのかと、
いつも思います。

相撲は下がっているときに、
怪我をしやすいので、
出足が鋭い相手には押し込まれてしまいます。

そうすると、残そうと踏ん張るため、
怪我の原因になってしまいます。

来場所は怪我の回復と共に、
立合いがもう少し良くなれば、と思いますね。